ゴマリグナンの種類

セサミンとゴマリグナンについてセサミンとゴマリグナンは別の物質ではありません。

正しくはゴマリグナンの一種がセサミンです。

ゴマリグナンにはセサミン、セサミノール、セサモール、セサモリンという4種の成分があります。

その中でセサミンの比率が多かった事からセサミンが著名になりました。

無論、ゴマリグナンはいずれも体のためになる栄養素です。

各々、以下のような仕組みをしていますセサミンゴマ1粒に1％ほど内蔵されるゴマリグナンですが、その中でも最も多く内蔵されるゴマリグナンがセサミンです。

ゴマと言えばセサミンというほど知られています。

強い抗酸化作用があり、肝臓で働く事で、活性酸素の除去や肝働きの向上、脂質代謝のアフターケアをしてくれる効果があります。

セサミノールセサミノールは糖分とつながったセサミノール配糖体というステータスで存在するため、胃ではなく腸で吸収されやすいポイントを持っています。

セサミノールも近頃は注意され東北大学などがセサミノールの生産に関連する実験をしています。

セサミノールはゴマ油に多く内蔵されていますが、特に白色に精製されたごま油に入っています。

セサミノールはゴマリグナンの中でも特に酸化に強くゴマ油の品質安定に役立っています。

セサモリンセサモリンは黒ゴマより白ゴマの方が多く内蔵されていて、焙煎の過程を経てセサモールに移り変わりします。

加えて、白色のごま油を精製する過程においてはセサミノールに移り変わりします。

セサモールセサモールはゴマの脂肪分とよく溶けやすいゴマリグナンで水には溶けづらい特性を持っています。

焙煎しているごま油に内蔵されていて、セサモリンから変化します。

セサモールはセサミノールよりも強い抗酸化力を持ちます。

ゴマリグナンの共通点を知ろうこのように、ゴマリグナンと分類されるものは分子構造がよく似ていますが私たちにもたらす影響もよく似ています。